普段、企業向けの研修と、個人に向けた活性セミナー、カウンセリングやコーチングを行っているが、近年、恋愛や婚活といった悩みテーマが増えてきている。
「婚活がうまくいかない」
「彼氏(彼女)ができない」
「出会いがない」
自分に自信がないんです、どうしたものでしょうか、と、そういった相談を受けることが増えた。
「焦らなくていい。“選ばれる側”ではなく、“人を惹きつける人”として。」
話を聞いていると、共通点がある。みな、とても真面目、誠実な人たちなのだ。
きちんと働き、
きちんと生き、
きちんと未来を考えている。
だからこそ、焦る。
焦ると、描いてきた先の夢が薄れ、気が付けば足元の今ばかり見つめてしまう。
なんとか実現したいと夢を追う、けれど時間ばかり過ぎてゆく。またまた心のどこかで焦ってしまう。
時代が変わったという事実
昔は、出会いは“偶然”だった。職場、紹介、地域のつながり。しかし今は、出会いは“選択”になった。
選択肢が増えた分、比較も増えた。SNSを開けば、誰かの幸せが流れてくる。
だが忘れてはいけない。
他人のハイライトは、あなたの現実と比べるものではない。
「選ばれる」ことを目標にしなくていいんじゃないか
「婚活」という言葉は、どこか「市場のような響き」があるように感じる。選ぶ、とか、選ばれる、とか。
だが、本当に大切なのは、
“自分の魅力に目を向けること。良さや素晴らしさに気づくこと。”
誰かに好かれるために変わるのではない。誰かに認められるために無理をするのでもない。自分の素晴らしさを育てていくことだ。
自分の軸が少しずつ育っていくと、自然と波長の合う人が現れる。
これは精神論ではない。
人は誰でもほっとしたい。安心できる人のそばにいたいからだ。
恋愛は競争ではない
恋が早い人もいる。遅い人もいる。だけど恋愛は順位を競うものではない。
あなたの人生に合うタイミングは、あなたのペースで来る。
焦りから始まった関係は、どこかで無理が出てくるものだけど、安心から始まった関係は、長く続く。
大事なこと。「私はダメなんだ」と決して自分を下げないこと。
出会いがないのは、あなたの価値がないからではない。単に、まだ巡り合っていないだけ。
自分を整え、日々を誠実に生きている人は、必ず“深い縁”に出会う。早さではなく、深さを大切にしよう。
「恋人がいるという形」が幸せを呼ぶのではなく、大切な人と時間や思いを共有したり、気持ちを通わせたり、その先に、一緒に暮らしたり、人生を真剣に分かち合ったりする道を一緒に歩いていくことになるんじゃないだろうか。
その時、“自分を大切にできていること”がとても大事な土台となる。
その土台がある人は、いつか必ず、同じ温度の人と出会う。
焦らなくていい。「選ばれる人」ではなく、「人を惹きつける人、出会う人」なのだから。

