M.A.P. 動機と行動分析

M.A.P. /Motive and Action Profile

人の動機と行動に基づいた、性格傾向と特徴の分析
 
ピクスタの写真
近年~昨今、そして現在の社会生活における活動特性を観点とした、動機と行動に基づいた性格傾向と特徴
主に集団生活内での向き不向きや、対人関係での固有なスタイルとして現れる

M.A.P. でわかる

相対的タイプの性格傾向性により、その人の日常様々なシーンにおける人の反応や対応、動機、態度やふるまいなど、性格の中でも主に行動性の傾向が分かります。
 
ピクスタの写真 4~5分野の相対的な性格傾向性
ピクスタの写真 物事への反応、対応のタイプ
ピクスタの写真 表しやすい行動、態度、ふるまい、言動
ピクスタの写真 関心を持ちやすい焦点、動機
ピクスタの写真 主に集団内での得意な分野/不得意な分野

M.A.P. が役に立つ

仕事やプロジェクト活動、グループ行動、集団の中や対人関係で、『人がとりがちな行動性』と『動機の傾向』が分かり、適切な役割分担、適材適所な人事配置等に活かすことができ、全体の相乗効果や効果性が向上にもつながります。
また、お互いにどんなタイプかが分かることで、理解しやすくなる、分かってもらいやすい、などの効果性が高まります。人との距離感が身近に感じる事で、信頼関係を育みやすくなり、ストレスも軽減します。

The Motive and Action Profile

ピクスタの写真人間の心は『力』『活動』『評価』の三変数に分解できる、という研究結果に基づく。
ピクスタの写真これら三つの変数の「使用頻度」と「強さ」に応じて行動を特徴づけることができる。
ピクスタの写真人の特徴を大きく4分野~5分野/詳細小分野21パターンタイプの特性上どのようなバランス状態であるか、をスタイリング。
ピクスタの写真30~50設問(用途目的による)度合選択回答方式
ピクスタの写真グループ特長傾向診断(相対評価・バランス診断)

動機と行動にみる性格傾向性・・・観点〖近年~現在〗

M.A.P.は、『その人のここ近年から昨今、現在』に観点をおいた、人の動機と行動に基づいた性格傾向と特徴の分析メソッドです。
 
 M.A.P. / Motive and Action Profile は、その人の性格傾向性の中でも、とりわけ行動やふるまいスタイル、動機のポイントや発生点、対人関係のスタイル、何やどのような状況に向いているか等を理解していくことに効果的な役割を果たします。
会社・職場、団体、チーム活動やグループなど、人が集まって活動するシーンにおいて、どの人がどのような役割に適しているか、何に動機が高まりやすいか、ある意味での得意不得意が分かり、集団活動の効果性とバランス、チームワークの向上に非常に役立ち、またそこから創出される成果への寄与が期待されます。
 
 
わかること一例として、次のようなシーンで概ね4つのタイプに分かれます。
 
🔶「プロジェクトの中で、その人は『どんな要素』に関心反応しがちか?」

❑ 挑戦するワクワクやエキサイトな感じ ❑ 誇れる成果をあげること達成させること ❑ 人とのつながりや報恩、報われること ❑ 知識や技術の活用披露、経験習得、安全
 
同様に、
🔶「意思決定のとき影響しやすいのは?」 ➡ 心情や感情面 / 権限や自由度 / 協力性と雰囲気 / 精緻な情報と安全 / 現在の重要性
 
🔶「特に気になるのは?」 ➡ 誰が?/ 何が?/ なぜ?/ どのように?
 
人の行動性のみならず、その動機性にも着目していくため、その人が意欲を高めやすい状況を把握することができます。
 

仕事やプロジェクトの適材適所な配置、チームの意識統制など、人事的な管理にも効果的

この行動スタイル分析メソッドは、人間の心は『力』、『活動』、『柔軟域評価』の三変数に分解できる、という研究結果に基づくものです。これら三つの変数の「使用頻度」と「強さ」に応じて行動を特徴づけることができ、これらの要素を基に、その人の特徴を大きく4~5分野の特性タイプに分類され、その上でその特性がどのようなバランス状態であるかがスタイリングされます。このバランスとスタイリングの状態から、現状の性格傾向(現在発揮している特性傾向)が分かるので、仕事やプロジェクトの配置、指示出しの注意点、チームの意識統制など、人事的な管理にも生かせます。
 
人間の心は『力』『活動』『柔軟域評価』の三変数に分解可能、という研究結果に基づく
『力』の次元は、挑戦したりサポートしたりする性質を測定し、どれほど自己を主張したり、支配力をふるったり、リスクを冒したり、指導力を発揮したりできるか、また、どれだけ他の人の手助けをしようとするか、を測ります。つまり、この『力』のスケールは、ある人の他の人々への関与や影響性(チャレンジング性、手を貸したりするサポート具合、どのようにして影響力をふるおうとするか? 等々)の度合いを測定するものです。
 
『活動』の次元は、どの程度のびのびしているか、あるいは規律正しいか、どれだけ活力に満ちているか、あるいは自制が効いているか、また、どれほど変化や思いがけない事柄を受け容れられるか、どれほど注意深いのか、などの活動とその現れを測ります。すなわちこの『活動』のスケールは、どの程度思うままに行動するか、規律に沿うのか、私生活における自由さの度合いと秩序や規律・規則に則っている度合を測定します。
 
 
単に行動性の一面的ではなく、下地にある基本的な動機欲求が重要ピクスタの写真
『力』や『活動』の発揮状態に、その動機の程が関係します。自己主張をする(『力』)動機も人によって様々です。自分の意見主張を示すこと自体で満足か、主張を実際に通したいのか、主張することで自分自身を理解されたいのか、欲求動機は人により様々です。
『活動』の次元でも同様です。規律に沿うことや自制することの動機が、秩序を守ることで結果を成したい成果指向性なのか、ルールを守ることでその人柄を認めらたいとか、人との和を維持していたいなどの人間関係指向性からなのか、やはり、欲求動機は人により、そしておかれている状況によっても様々です。
 
『M.A.P. 動機と行動分析』では、単に行動性の諸要素の強弱を一面的に測ることではなく、その下地にある基本的な動機欲求の面を含めて測定するアセスメントです。単に行動面だけの分析視点や方法論では、行動だけが空回りになってしまったり、改善の過程でもちぐはぐしてきます。最も肝要で大切な動機欲求と行動特徴性の関係を踏まえて見ることが、その人の本当の個性であり特徴です。ゆえに、特長、長所となり、その人らしさとなり生かされ、人の欲するめあてを満たしていくことや、心から望む目標の達成、夢ビジョンの成就に向かう行動促進に非常に役に立ちます。
また、『力』『活動』とも、どのスケール状態が正しいのか間違いなのかという概念はあてはまりません。どの次元がどのスケールであっても、その本質的な個性や生活境遇など、過去から現在に至ってのその人を取り巻く状況とのバランスやコントロール、意思により、成功を収めている人々、幸せを高く感じている人々がいます。
 
 
意識の持ち方次第で向上可能な『柔軟域』の重要性ピクスタの写真
第三の次元は『柔軟域評価』です。この次元は、その人の基本スタイルがどれほど柔軟であるか、異なった思考や着想、案や方法を考慮する用意があるか、すなわち、柔軟性や臨機応変性、思考の幅に係る次元の度合いを測定するもので、人の性分にも関係してくる次元です。この側面は同時に人の頑なさ(頑固さ)も表わしているとも言えるので、度合いが低い場合は柔軟性薄(=融通が利きにくい)でもあるとも言えましょう。もっとも、頑なな面が一意専心の意思や、諦めない気持ちにもつながったり、一途に進む基本性質による大きな底力を生み出すことにも寄与します。一方、柔軟性のある人ほど、対人関係がスムーズになりやすかったり、色々な異なった情報に耳を傾けたりと、現実的な可能性の幅を広げることにつながります。
ひとえにどれが良くどれが悪いと断定はできません。その人の職業、立場、私生活などの状況や、目指したい夢や目標によって、どうである方がより望ましいか、によって考慮することが最適となります。
 
『力』と『活動』は、人の長い人生年月の間での様々な経験・体験による、受けた刺激、生じた感情、覚えたり学んだりした知恵や知徳などの積み重ねによって構成され、その人の持つ人格特性とも言え、定着性と安定性(=固定化性)がある程度あるものです。一方、『評価』次元での柔軟性は適応性でもあり、意思、必要性、目標への意欲など、人の意識の持ち方次第で、幅や奥行きを広げていくことがおおいに可能です。
現在、また、今後の自分の進む方向に照らして、自分の行動スタイリングが沿っているか、見合っているか、その適切さを知ることは、日々の充実や喜び、幸せ感、仕事の成功や目標達成、夢に向かう意味でも大変効果性があり、とても重要な要素となります。
 
 

 
ピクスタの写真4~5タイプの相対的な性格傾向性により、日常の様々なシーンにおける人の反応や対応、動機、態度やふるまいなど、性格の中でも主として行動性の傾向が分かります。

仕事やプロジェクト活動、公私ともの集団活動の中や対人関係において、その人がとりがちな行動性が分かる為、適切な役割分担、適材適所、全体の相乗効果や効果性が高まります。また、その人がどんな行動対応のタイプであるかが理解しやすいこと、同時に、自分がどんな対応をしがちかを分かってもらいやすいことで、集団の中での人間関係で信頼関係を育みやすく、また、ストレスを生じにくくできます。
プライベート、個人的な利用は勿論ですが、特に仕事やチーム、グループ活動、プロジェクトの遂行など、人の集まる状況での個々の診断、グループの診断にお役立て頂きたいものです。
 
 
 

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