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『 “ナカタ・ドット・ネット・カフェ” という姿勢』

“nakata.net cafe”。言わずとも知れた、サッカー・中田英寿選手の想いと展開によって東京青山に開かれたカフェスタイル・スぺ―ス。日韓ワールドカップが開催された2002年に続いての第2弾、とのこと。
 
ワールドカップを始めとする世界舞台で活躍するスポーツ選手だが、彼の最大の魅力のひとつをMAEKIES流に拝察すれば、“コミュニケーション(Communication)”と“つながりRelationship)”を是非挙げたい。このスポーツ選手、アスリートとして、個人的な意見や情報の発信を独自に行うウェブサイトの草分けが “nakata.net”、そのコンセプトからのオープンスペースへの発展なのだろう。次へ次へと、コミュニケーションをとり、リレーションへと臨もうとする気持ち、姿勢が感じられるのです。
このカフェ、4年前の時にはそのテーマに『歓迎』の意がみられ、今回は、『共に』の意が熱く伝わってきます。
 
単にアスリートとしてだけでなく、人としての側面も実に興味深いものを感じます。
彼が海外で現地語を流暢に話しコミュニケーションをとるのも、その土地その土地にて相手を敬う気持ちからではないだろうか。イギリスでも“英国語”を意識しているようですが、それは、米語と英語の言葉の微妙な差異を学びとり、その繊細な点を留意した会話によって当地の人を気遣っているのではないだろうか。真実の伝達という点でのコミュニケーションにおけるマスコミとの行き違いもあるそうですが、学生の頃から将来イタリアでプレーすることを想定した語学勉強の姿勢などを見れば、事実や経緯、評論や思いに至っての伝達を正確にしたいというご本人の考えが表れているように思えます。
 
Footballの事もNakata選手の事もほとんど知らないのですが、彼の姿勢には、何故か惹き付けられるものがあります。このひと月ほど、特にご注目を。

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