総括回(最終回)
一番疲れていたのは管理職だった。再構築とは、「原点回帰」である。
板挟み。
この言葉がこれほどリアルだった年はない、と思う。
上からは業績回復の圧力。
下からは不安と迷い。ひとたび現場を眺めれば、どうも動きが鈍く感じてしまう。念の為の注意が余計な一言となってしまい、新たなトラブルを引き起こすこともあったり。
管理職が孤独だと、組織は静かに崩れていく。
2022年後半には、「管理職支援」というテーマがようやく表に出始めた年でもあった。リーダーのエネルギー設計なしに、組織活性はあり得ない。
再構築とは、原点回帰である
今はまだ、焦って仕組みを戻すことに躍起になる時期ではない。「人間」を取り戻す時期。
売上は目的ではない。関係性は手段ではない。人が動く理由を、人と関わる意味を、仕事を成し遂げていく意義を、組織である大切さと喜びを、もう一度考え直してみるいい時期、いい機会である。

