営業の準備状況から現場、報告・連絡・相談やりとりの状態に至るまで、営業体制の総点検を行うような診断です。数多くあろう長所の承認、自社・部署ならではの特長の強化、また、現場の声を抽出したり、時には顧客や取引業者の方々からをも見解を頂戴したりと、営業環境全般での長所・改善点・工夫点を見出し、より良い改善へと活かしていきます。
会社の顔・営業活動の総点検となる営業環境診断は、その名の通り、焦点はまず「環境」に当てます。
自社の営業スタイルは一律化になりやすい一方、購買側である顧客は様々。製品の何に魅力を感じ、どんなアプローチ（営業接触）の受け様がより好ましいか、会社ごとに異なります。また、顧客ごとに社風と様子が違うため、営業マナーや礼儀と言っても一様ではありません。厳格なやり方を旨とする会社とフランクやフレンドリーさが溢れる会社では、コミュニケーションの取り方や話し方も自ずと順応さが求められます。時代の流れも考慮するとより良いでしょう。
自社製品やサービスの案内を、常にベストな状態で提供していられるよう、その最も重要な「営業環境」と「営業部隊の対応と適応の状態」を中心に営業活動の総点検と向上を目指します。

営業マン研修や販売者研修を行う時には、これらの診断に基づく結果と要点を充分に盛り込んだ上で、自社独特な研修カリキュラムにしていきます。