世界と社会の変化、労務環境の変遷とともに、仕事をするということ、すなわち、生活と人生のイメージが進化してきています。
「24時間働けますか」と謳い仕事や業務一本やり社会生活の時代から移り変わり、私生活とのバランスや必須コミュニケーションの充足も、基本的にはこれらを含めてが『仕事』であり、『就業』であり、『会社生活』である現代です。
１日24時間の中で、仕事のやりがいも有り、プライベートの充実も有り、家庭で、家族と過ごす時間が満ち幸せであり、健康の維持や日々の楽しさを享受し、将来への希望をいつも描くことができる、これら全てが同じ様に大切でバランスも安定も常に整われた計画的な生活が出来るといったライフスタイルを維持することが、現代ではとても重要です。これらが意欲の源泉と還元となり、仕事の質を高めていき、結果、業務の成果を創り出すことに大きく寄与します。この、一見「業務とは見えない就業での大事な側面」が実は『重要な働く土台』となり、組織（会社）の求心力や力強い組織ベクトルの一貫性、職務責任感、ひいては顧客へのポジティブな感化イメージを生み出します。
　
部署内や上司部下の相互理解も、「ちょっと一杯やっていくか」や「ランチでもしながら話そう」といった補完の場もありますが、このプログラムは就業時間の中で、定期性を保ち、きちんと整え補完することとして現代に見合った価値を提供するものです。
　
働く一人一人が日々豊かであるべく各々自分のペースを整え高めること、そのワークとリラクゼーション、チーム内のコミュニケーションの活発性を持続すること、これらを主題にした定期的なラーニングプログラムが結果的に組織を豊かに強くする、大変ユニークな『4 hours training for ours !』です。

　
　
充実した『働くことと生活』のリズムを創り出す、定期的なラーニングタイム
『4 hours training for ours !』は、定期的に15日（約２週間）に一度、自分とチームのふりかえりや今後への整えと構えのために使う４時間のセッションで、勉強会的講習のイメージではなく、軽妙なラーニング時間を皆で過ごすイメージのプログラムです。
２週間のタームで、部署やチームで集まり、各々が一旦その歩を留めてみます。現在進行形のタスクやプロジェクトについて考えてみたり、チーム内でのお互いの関わりや連携、コミュニケーションをみつめてみたり、回を重ねながら意識と視野を広げます。日頃、仕事に追われることが多いビジネス状況で、落ち着いた考察や再確認、気持ちを整えることは、その時間もタイミングもなかなか難しいものです。また、お互いの情報や意見の交換や、アドバイスし合うこと、心情や思案の理解なども、通常の会議では「手の届きにくい所」も意外とたくさんありますが、会議とは違ったリラックス感を伴った状況の中で補完し合うことができます。
現時点で、うまくいっていることは何だろうか、改善点はどうか、新たなアイデアはあるか、等々を見直してみたり、引きずっている数日前の失敗のリセットや次への気持ちを高めたり、具体的なタスクの整えとメンタルのセルフマネジメントの機会になります。また、日頃、業務優先になりがちな部署やチーム内での関わりも、お互いにより適度に理解し合うことでの協力体制や相互信頼の高まりや、アイデアやフィードバック交換などの有効な支援が豊かになるなど、チームワークとコミュニケーションの向上、相乗効果が期待されます。そして、ちょっと落ち着いてみてみるという、定期的なセルフ・リラクゼーションの価値も非常に大切です。大変重要な要素である『仕事と私生活のバランスを常に定期的にみつめてみること』を筆頭に、身体的健康、健全なメンタル、経済、今後へのキャリアプラン、目標、また、ご家族のことやプライベートのことなど、様々な課題とテーマについて、普段は多忙に紛れてしまい「時々思うくらい」にとどまりがちな自己内の気持ちや心情も、定期的に落ち着いて思い馳せることのできる時間と機会は、本来本分である日常のビジネスへ、より健全なペースと意欲もたらします。