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「組織が取り戻すべき最も大切なこと」変化、再構築、そして。

「再構築の時代に、組織は何を取り戻すのか」

緊急対応の2020年、

混乱と適応の2021年。

そして2022年、私たちはようやく前を向き始めた。

「再構築」である。

だが、何を再構築するのか。

売上か。体制か。戦略か。

私は、急増したオンラインの対面の中に少しづつ戻り始めた現場に在って、こう、痛く感じた。

本当に再構築すべきは、“関係性”である。自然な気持ちと意思や配慮が通う関係性。

物理的、数値的結果はいつしか戻る。だが空気は戻らない

市場は徐々に回復している。

営業数字も戻り始めた。

しかし、組織の空気はどうか。

・若手は自信を失いかけている

・中堅は疲労を抱え込んでいる

・管理職は孤独を感じている

目に見えない摩耗が、静かに積み重なっている。

いま、これからその“見えない摩耗”と向き合う時期だ。

マネジメントの再定義、コロナ以前の管理手法に戻せばいい、、という単純な話ではない。

管理とは「監督」ではなく、「意味を共有し続ける営み」である。

・なぜこの目標なのか

・なぜこの行動なのか

・あなたはこの組織で何を実現したいのか

意味、意義が共有されないままの組織は、やがて“作業集団”になってしまう。

やりがい、働きがいも消沈してしまうし、毎日の通勤も楽しくなくなる。

再構築とは、

数字の再設計ではなく、意味の再設計、意義を感じ合う再接続だ。

成果より先に、安心。気持ちの安定。落ち着いた思考姿勢。

いま、多くの現場で私が特に意識しているのは、成果目標よりも「心理的安全性」である。

人は安心しているからこそ、奮って挑戦する。

挑戦しなければ思うような成果には遠い。

再構築の順番を間違えると、組織は疲弊する。

再構築期に必要なのは、アクセルを踏む前に、その足で先ずしっかりと踏みしめられる“足場”。

落ち着いて、どっしりと構え立ち、安心して大事なシーンに向き合える『足場』である。

長年『人の心と力』を軸なる活性と向き合ってきたが、この時期ほど「人を見る力」が問われた年はない。

再構築とは、過去への回帰ではない。復帰でもなく復元とも違う。

より本質的な組織への『進化と成長』である。

組織が、コロナがもたらした難儀に向き合い、より『人間組織』へ進化する時だ。

変化は終わらない。

だが、原理原則は変わらない。

人は、理解されると動き出す。

人は、信頼されると伸びる。

再構築とは、

未来をつくるための“原点回帰”からの更なる進化である。

今は、その歩き直し始めの時だ。

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